Archive for October 2011

04 October

消える避難者

 塩川衆議議員のブログで、避難者の数え方がわかりました。
9月22日現在で全国の避難者数は7万2340人で、6月の調査時12万4594人より減少しているように見える。

 ところが、避難者が入っている仮設住宅、民間住宅、公共住宅の戸数は9万5540戸とわかるが、戸数しかわからず、入居している人数はわからないので「避難者数」には加えていないというのが政府の説明だそうだ。つまり仮設住宅などに入居すると「避難者」として消えてしまうことになるそうだ。」「これでは、避難者全体を視野にいれた支援策はできない」と塩川議員。

 「お盆までには全員が入居できる」と菅元首相が言ったとき、なんて遅いのかしらと思ったが、今でも体育館や学校に避難している人もいる。せっかく作っても店もバスもなく入居できない場所もある。こんな報道に歯がいい思いです。
 新座市では公務員宿舎に入った方には、家電やエアコンなどを整備したが、民間アパートを借りたり親せき宅にいる方に対して、市は何の支援もしていません。「せめて水道料金を免除せよ。市民からの義援金を即、渡せ」と議会で要求しましたが、それもやらないのです。避難している方に親身な支援をと思います。

22:49:42 | kaoru-k | 5 comments |

学資保険

 Bさんから相談がありました。

 15歳から働いて子どもを育だててきた母子家庭のBさん。難病になって働けなくなり、生活保護の申請を手伝いました。
 一人息子のために月額1万数千円の掛け金の学資保険をかけつづけ、「これだけは塩をなめても払ってきた。解約したくない」と言います。ところが、学資保険解約金が50万円以下でないと生活保護の申請が通らず、解約しなければならないことがわかりました。Bさんのは70万円くらい。

 高校生の息子に、12月に学資保険から10万円が下りると、児童扶養手当と合わせて14万円くらいになり、生活保護基準の12万円を上回るため、2万円を返還しなければならない事もわかりました。

 生活を切り詰め、息子の将来の勉学のためにかけてきた保険金を生活保護制度は生活費とみなすのです。教育でなく生活費に使えと収入認定する今の国の制度がおかしいと思います。母親の気持ちが痛いほどわかり、制度とのはざまでどうすることもできず、胃が痛くなっています。
22:33:59 | kaoru-k | No comments |

大学進学

 生活保護を受給しているAさんから、「息子がAO入試で大学の理学部に合格し、10月7日までに97万5千円の入学金を支払わなければならない」と相談がありました。まさか受かると思わなかったのでうれしい悲鳴だそうです。

 保護課に行くと、18歳になると世帯分離して保護費はもうでない。「学生ですよ」と聞いたが、どうも制度がそうらしい。生活保護世帯の子弟は大学など行かず、働くのが当然ということらしい。

 新座市の入学金貸付と、奨学金制度をあわてて調べに行くと、入学金は70万円貸してくれるが、審査会は11月でとても7日の納入日に間に合いません。入学金をどなたかに借りて支払っても、次には授業料の前期後期・175万円の支払いが待っています。
いったいどこから金をねん出したらいいのか。

 息子さんはできがよく、高校からこの大学の推薦枠に入り、入学できないと後輩たちにも迷惑がかかるし、親御さんもせっかく合格しからにはいかせてあげたい。貧困の連鎖を打ち切るひとつのチャンスです。
 新座市の奨学金は月額2万円のしかなく、授業料の給付や貸付制度はありません。世界一高い日本の学費。生活保護者の合格を想定していない日本の大学。何とかしたい。
22:20:18 | kaoru-k | No comments |