Archive for September 2010

23 September

特養老人ホーム ≪菜々の郷≫のこれから

 8月20日、福井妙子さんに被告法人が80万円の和解金を支払うことで、一応裁判は終結しました。残業代請求が約70万円でしたから、これにαがついたことは、少しでもパワハラの存在を認めたと私たちは受け止めています。
 これからは、和解の条件となった、(1)タイムカード遵守や、(2)夜勤時の休憩などが完全に守られ、職員が働きやすい職場になるよう、継続して取り組みたいと思っています。

 「パワハラ裁判は判例が少ない」と当初から弁護士に言われていました。精神的な後遺症から「もう思い出したくない」と提訴まで至らないからです。福井さんも「早く忘れたい」という葛藤、逡巡を乗り越えての裁判でした。「もともとお金のためではありません。何事も営利第一で、もの言えぬ家族をいいことに、職員を使い捨てにする施設が許せなかった」と福井さんは言っています。

 私も初めは信じられなかった施設長の暴言は、多くの職員たちが書いてくれた「パワハラレポート」を読み、複数の職員たちと会って真実とわかりました。「介護しかできない」などと職員をさげすむようなことも言われたそうです。「賃金は低く身体はきついが、お年寄りが好きでできたら続けたかったが、限界だ」と語る職員たち。裁判では、福井さんを支援するため、職員がたくさんの「陳述書」を提出し、元事務長や介護職員が福井さんの熱心な仕事ぶりや、強圧的な施設運営を証言してくれました。
 元入所家族からは、「入れるのでなかった」「一生恨みます」など強い語調で語った方もいて、こちらがたじろぐ思いでした。「表には出れないが」と家族や職員の支援をうけて、勝利和解にこぎつけたのです。

 ところが菜々の郷では、「福井さんが仕事もしないで残業代を請求している」などと、事実と正反対のことが施設長などから言われているそうで驚きです。
 菜々の郷では、政府の介護従業員の賃上げのための交付金はきちんと渡されたのでしょうか。夜勤は休憩が本当に取れるようになったのでしょうか。入所者は明るい笑顔で介護サービスを受けているのでしょうか。
 職員や家族の方は、これからも教えてほしいと思います。私たちは、安心してサービスを受けられる、働き続けられる福祉施設を目指しているのです。

13:52:35 | kaoru-k | No comments |

弱者に寄り添ってがライフワーク

9月の決算議会も山場をこえました。
 一般質問で、所在不明なお年寄りの問題をとりあげ、希望する方に定期的な電話や対面訪問で、孤立を防いではどうかと提案しました。
 また、新座市は「所得が皆無」にならないと国保税が減免できないのはおかしいと質問。「所得が激減(前の年に比べて)」とただちに正確に記述するように追及し、市長は12月議会での条例改正に言及しました。よかったです。

 国保税の引き下げや減免、患者負担の軽減にずっと取り組んでいます。所得がさがって暮らしが大変な市民の声を思い出しながら、貧困緩和、弱者救済にこれからも取り組んでいきたいと思います。

13:06:36 | kaoru-k | No comments |